2023/05/18
建物解体を想像すると、ショベルカーやクレーンなどの重機を使った機械解体をイメージされる方も多いと思います。
解体方法にもいくつかの種類があり、今回は〝手壊し解体〟について、深掘りしてみます。
まず、手壊し解体とは、人の手を使って行われる解体方法です。
主に小規模な木造住宅や建物立地的に重機が入れない場合などに用いられます。
また建物の一部を手壊して行うこともあります。
手道具を使って壁や床を取り払い、木造構造材を解体します。
手壊し解体は、狭い敷地や周辺道路が狭い場合、また周囲の環境への配慮が必要な場合に適している方法になります。
手壊し解体が適応されるケースの例は以下のような場合です。
◆狭い敷地や狭隘な場所◆
手壊し解体は、機械の使用が難しい狭い敷地や周辺道路が狭隘な場所で有効です。
例えば、都市部の狭小地や建物との隣接部分、周辺道路の状況やアクセスの制約がある場所などが挙げられます。
◆建物の近隣に住宅や建物が密集している場合◆
手壊し解体は、建物の近隣に住宅や建物が密集している場合にも適しています。
住宅密集地などは、住居立地が旗竿地な場合も多くあります。
その様な密集地の場合も手壊し解体での作業が適しています。
◆特定の部分の解体◆
建物の一部分だけを解体する場合にも手壊し解体が適用されます。
例えば、増築や改修工事で一部の壁や床を取り払う場合や、古い部分を解体して新しい部分を追加する場合などです。
手壊し解体は、建物の構造や材料の特性を理解し、適切な解体手法を選択することが重要です。
危険を伴う場合がありますので、十分な経験と技術を持った作業員が関与することが求められます。
手壊し解体は、手作業で行われるため、時間と労力がかかります。
信用工業は、建物や構造物の解体に特化した専門業者です。
私たちは、創業以来多くの、手壊し解体を含むさまざまな解体方法を提供させて頂いてます。
その為、どんな現場にも対応できるスタッフの在籍、解体作業に必要な機器や道具を備えており、
適切な解体手法を選択する能力を持っています。
Copyright© SHINYOUKOGYO Co.,Ltd All Right Reserved.