2024/09/27
こんにちは、信用工業株式会社です。
首都圏には住宅密集地が多く見受けられます。今回はそんな住宅密集地に建つ木造2階建て家屋の解体について紹介します。
住宅が密集しているエリアでの解体作業は、通常の解体とは異なり、さまざまな特別な配慮が必要です。
この記事では、私たちがどのようにして解体作業を安全かつ効率的に進めているのか、そして周辺環境や住民への配慮についてご紹介します。
住宅が密集している地域では、近隣の家屋や道路が非常に近いため、慎重な計画と作業が必要です。
作業ごとにも、住宅密集地現場ならではの課題が伴います。
✓狭いスペース: 建物間の距離が近いため、重機の使用や廃材の搬出が制約されます。
✓近隣住民への影響: 騒音、振動、粉塵などが周辺の住民に与える影響が大きいため、これらを最小限に抑えることが重要です。
✓安全対策の強化: 建物の隣接距離が短いと、解体作業中に隣の家屋に影響を与えるリスクが高まるため、万全の安全対策が求められます。
【養生シートの設置による防塵・防音対策】
解体作業を始める前に、近隣住宅や道路に面している部分にしっかりと養生シートを設置します。
この養生シートは、解体作業中に発生する粉塵や騒音を軽減するためのもので、住宅密集地では特に重要です。
✓防塵対策: 養生シートで建物全体を覆うことにより、解体中に発生する粉塵が周囲に飛び散るのを防ぎます。また、こまめな散水も行い、粉塵の飛散をさらに抑制します。
✓防音対策: シートを重ねることで音の漏れを軽減し、近隣の方々への騒音被害を最小限に抑えます。
【手作業と重機の使い分け】
住宅密集地では、立地状況によっては重機を使った大掛かりな解体作業が難しい場合があります。
そこで、手作業と重機作業を組み合わせて、安全に解体を進めます。
✓手壊し作業: 建物の屋根や内装部分、そして繊細な作業が必要な箇所は、人の手によって慎重に解体します。特に隣接した建物に近い部分は、重機を使わずに解体することで、近隣の住宅に影響を与えないようにしています。
✓重機の使用: 重機は、安全に使用できるスペースがある場合にのみ投入します。重機を使用できる場合も、操作は慎重に行い、近隣の家屋や道路に対する振動や衝撃を最小限に抑えます。
解体作業は、適切な計画と専門知識が必要な作業です。私たち信用工業は、これまで数多くの現場作業を行った経験豊富なスタッフが在中しており、安全かつ迅速に解体作業を行っております。
作業期間中は、皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
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