2024/10/31
こんにちは、信用工業株式会社です。
今回は、解体工事の際に発生する「残土出し作業」についてご紹介します。
こちらの『残土出し』は、解体業者が行う仕事の中でも、
あまりなじみが無く、言葉だけでは分かりづらいと感じられる作業ではないかと思います。
しかし、解体後の土地を整えるために欠かせない大切な工程です。
こちらの記事では、残土出しとはどんな作業なのか、そしてその重要性について、実際の現場写真レポートと共にご紹介します。
【残土出し作業とは?】
解体作業を行うと、建物が取り除かれた後に「残土(ざんど)」と呼ばれる
土やコンクリートの破片、砂利、石などが残ります。
残土出し作業とは、こうした残された土や建材の破片を敷地からきれいに取り除き、土地を整える作業までを呼びます。
解体工事が終わった後に残土をそのままにしておくと、
次の土地利用や新しい建物を建てたりする際に支障が出てしまいます。
そのため、解体後の整地作業の一環として、残土出しは必須の作業となっています。
【残土が発生する原因】
解体現場で残土が出てしまう原因は主に以下のようなものです。
✓基礎部分の解体
解体工事では、建物の上部だけでなく、地下に埋まっている基礎部分も取り壊します。
この基礎部分のコンクリートや土が残土として発生します。
✓敷地の地盤調整
解体後の敷地を平らにするために、地面の調整が行われます。
この際に出る余分な土や石も残土として扱われます。
✓その他の埋設物
解体中に発見される地中埋設物(古い配管や不要な物)も、残土として搬出が必要になることがあります。
次の記事では、残土出し作業の重要性などについてもご紹介いたします。
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