2022/02/10
木造2階建ての解体作業現場が着工致しました。
こちらは建替えの為の、古家解体となります。
初日は養生シートを設置し、屋根の手壊しからスタートしております。
安全第一に、屋根に上がり、職人が一枚ずつ手壊しにて作業をおこなっていきます。
『なぜ屋根は手壊しするの?』
『重機で一緒に壊さないの?』
こんな疑問が出てきそうですが、屋根の作業を建物解体と分けるのには
意味があります。
【理由1】分別の為
解体工事で出る、廃材は分別して処分しますので、
分別できるものは、分別して作業を進めていきます。
屋根材は分別の必要がありますので、分けて作業を行っていきます。
【理由2】屋根の滑り落ちの危険を回避
屋根は高い位置にあり、また瓦や屋根材は重みがあります。
そして屋根の多くは傾斜があり、解体作業による大きな振動を建物に与えると、
そのまま瓦・屋根材が滑り落ちてしまい、大変危険な状況となります。
危険の伴う解体作業では、いかに危険回避が出来るかが、
安全な作業を遂行するのにおいて重要です!
その様な、安全を守る観点からも、屋根の作業は最初に行われます。
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