2023/03/29
施工建物:木造2階建て
施工面積:36坪
施工期間:6日間
千葉県の木造住宅解体現場でございます。
養生設置し、瓦下ろしから始めていきます。
住宅解体では、屋根葺き材の撤去を先に行うのが通常ではございますが、
重機で一気に壊せばいいのでは?
と疑問に思われる方もいると思います。
先行して作業を行うのは以下のような理由があります!
【その1】分別のため
住宅解体作業には、法で定められた分別解体による廃材の再資源化が義務付けられています。
そのため、分別は作業と並行して行っていく事が、
何より効率的であります。
【その2】瓦・屋根葺き材の滑り落ち防止
屋根には傾斜がありますので、瓦など屋根材が乗った状態で、
家屋の解体を行いますと、滑り落ちる危険性があります。
安全な解体作業を行うためにも、危険と思われる作業に関しましては
十分配所し作業を行っていきます。
【その3】屋根解体時にホコリな飛散を抑えるため
屋根は長年の家屋を雨風から守ってきた役目があり、かつ清掃はする機会はほとんどない部分になります。
ですので、瓦や屋根葺き材の下地や隙間には長年のゴミやホコリが多く溜まっており、
こちらがあるまま解体を行うことは、飛散を増やすこととなります。
このような事から先行撤去が必要となっています。
こちらの現場は瓦屋根になります。
瓦屋根は一枚約3~4kgと言われています。
また古い瓦屋根の場合は、瓦の下に構造上〝土〟があります。
瓦撤去と合わせて、職人が屋根の上でこちらの撤去も手作業にて行っていきます。
効率性・安全性を考え作業計画をたてております。
工事期間中、どうぞよろしくお願い致します。
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